２０歳から営業の仕事をしていましたが、４０歳を過ぎてから転職を考えました。介護は考えたこともありませんでしたが初任者研修が楽しく、介護の仕事の素晴らしさに衝撃を受けました。利用者さんの尊厳や福祉についての心構えがぴたっとハマった感じです。営業は自分の売上のことを考えますが、私は福祉の利他的な考えがしっくりくると感じました。
働いて７年になりますが、介護職は最強の職業だと思います。医学の知識や体の使い方を習得しますし、相手を知るための洞察やマネジメント、チームビルディングもやります。これらはどの職業でも通用するスキルだと思います。現場は相手が人間だから楽しいし、毎日わくわくしています。

以前働いていた訪問介護の現場は伝票通りの業務しかしない、呼ばれても介護士が対応しないという環境でした。利用者の気持ちを大事にしていないな、かわいそうだなと思って辛かったです。リンクスでは一人ひとりの利用者様と深く関わることができていると感じます。スタッフ同士も協力的で、自分が手いっぱいの時に自然にサポートしてくれるので助かります。互いの想いが一緒だと分かるので誰と一緒のシフトになっても平気だし、「食事の時、起こしてあげた方がいい」「お風呂が終わってしばらくは座らせたら」のように、利用者様のためにこうした方がいいんじゃないかというような意見も言いやすく、いろんなことをみんなで決めていけるんです。

これまで病院や老人保健施設などで勤務する中で、高齢の患者様や利用者様には、治療も大切だけれど生活の質を上げて余生を楽しんでほしいと思っていました。リンクスは有料老人ホームでありながら訪問看護・介護も行っています。病院と施設と家がミックスしているので、利用者様の環境が変わらず心身に負担がない形で治療できることに魅力を感じています。やりたい仕事が全部やれて、収入もこれまでで一番いいです。スタッフも明るく、親子みたいでチームワークもとてもよいです。

病院勤務のほか、飲食店勤務も経験しました。リンクスで働いてみて良かったのは、看護師としての業務に特化して働けるという点です。病院だとおむつ交換や食事介助、雑務も担うことが多いのですが検温やケアなど看護に時間を割くことができています。明るくててきぱきと業務をこなすスタッフと一緒に、利用者様一人ひとりに時間をかける看護ができるので充実しています。