リンクスのビジョン
これまで(〜2023)
株式会社リンクスが、介護事業を開始して10年がすぎました。
「経験ゼロからのスタート」「給与水準を上げられない収益構造への葛藤」「債務超過」…。
運営する中で、次々と大きな壁が立ちはだかりましたが、私たちはそのたびに挑戦を続けてきました。
給与水準についてはデイサービスから訪問介護へ切り替えることで、職員の処遇改善を図るための更なる加算取得が可能となり、職員の給与を増額することができました。
介護保険法改正による制度変更への対策が遅れたために、債務超過に陥ったこともあります。ピンチに直面するたびに財務を見直し、職員との信頼を再構築し、協力し合って立て直してきました。
現在は職員の給与水準も大幅に向上し、黒字経営を続けています。
そしてこれから。(2023-2025)
株式会社リンクスは、これまでに蓄積したノウハウを活かしながら、更に広範囲の利用者様に安心して自分らしく暮らせる環境を提供できるよう、県内・県外への規模拡大に挑戦します。
また、2025年までに施設に内科と歯科を併設する計画を立てています。嚥下機能が低下すると、自分で食事ができなくなったり、食事自体を楽しむことが難しくなってしまいます。そうなる前に口腔ケアと内科とのタッグで予防し、できるだけ長い期間“食の楽しみ”を体感できるようサポートをしたいと考えています。
そのさき(2025-)
中長期的なスパンでは、リンクスで構築した人材育成の仕組みを介護業界に留まらず、想いのある企業に全国規模で展開することを目指しています。想いだけでは、かつてのリンクスのように立ち行かなくなることもあります。財務などをしっかり見ながら内面を磨き、人材を育成していくことで自立した企業や人を増やすことができると信じています。ちょっと、飛躍しているように感じるかもしれませんが、そんな少しの積み重ねが、争いや戦争を無くす一歩に繋がることを願って活動を続けます。